他の地域には無い独特の構造を持ちで、弾き方も独特だ。 代表的なものは中国の二胡(アルフ、日本語では「にこ」と読む)。この「胡」は「西の地域」を意味する。 この名から、ペルシャあたりの西アジアから伝わったのだと思われるが、構造、演奏方法は独自に発展している。
特徴は下記の通り。
- 全体のデザインは、ハンマーの様な形をしていて演奏時に立てて構える。
- 共鳴胴は筒型で小型の太鼓みたいな構造で、表面に蛇の皮が張ってある(木板のものもある)。
- 基本的に2本弦で、弦と弦の間に弓の毛が挟まっている。弓の毛は表裏を使い、それぞれの弦をこする。
- ネックは棒状で、弦はネックから離れた状態で張られている。そのため弦を押さえる時に弦の張り強さを変えることができるので、クネクネとした滑らかな旋律を奏でることができる。
アルフ 二胡 中国 日本では二胡を日本語発音で「にこ」とよぶ。 |
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ジンフ 京胡 中国 日本では京胡を日本語発音で「きょうこ」とよぶ。 |
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ヘグム 해금 韓国 |
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ソー・ドゥアン ซอด้วง タイ |
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ソー・ウー ซออู้ タイ |
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サロー สะล้อ タイ |
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ダン・ニー đàn nhị ベトナム |
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ビザーンチ モンゴル この楽器は4本弦で2組に分かれている。弓の毛は2束あって、それぞれ2組の弦に対応している。 |